2023年のブログ記事は2023/12/29時点で212件だった。
2022年は276件なので大分と記事数は落ちた。
これはひとえにカフェに行く回数が減ったからである。カフェに行って作業している時に草稿を書くことが多いので、その回数が減った。
それにしても、2日で1記事以上のペースで書いているのでなかなか。
今年も自分の記事を自分のために振り返ってみる。
これは振り返ってみると良い事書いてある。
よく「理想のタイプは?」などと聞かれて答えに困るが、こういうことなのだ。
製品開発でよく聞く神話、ユーザが本当に欲しいものはユーザに聞いてもだめ、というものがある。
ウォークマンが出た時も「移動しながら音楽聞く必要なんてあるのかよ!」と批判されたというし、iPodが「1000曲持ち出せます」と売り出した時も、「1000曲もいらないだろ!」となったとかならなかったとか。
翻って理想の人、こんな人と付き合いたい、とかこんな人と結婚したい、という条件やハードルがある人もいるかと思います。
でもそれは自分の想像できる範囲内での人でしかなく、自分の想像の範囲外にいる人を排除しているのは勿体ないのでは、とそんな考え方もできるのではないでしょうか。
今もそんな感じだ。いつだって新しく手に入るもの、幸せにしてくれるものは自分の想像を超えてくる。
いつだって自分の理想の範囲外から飛んでくる、と言いながらも、やはり尊敬し合える相手、お互いが良い影響を与え合える相手というのが理想ではある。
この婚活という場がつらいのをマルクスを使って解説する、というのは2023年かなりシビれた言説の1つだ。
とにかく交換可能な機能として扱われたくない。
そして
相手のパーソナリティを知る努力とともに、自分の情の情報(頭の頭痛みたいだが)をちゃんと説明するという責任もある。
これをするのを忘れないようにしないといけない、と思った。つまり少し忘れていた。
情の部分、二人以上の関係ならではの変化や前進を伝えるようにしなくてはと思う。
幸せを他人任せにしない。自分の目標に近づいているという過程を幸せだと感じるほうがよい。それにはひょっとしたら今のメンタルを一新させる必要があるかもしれない。
そして、私が1番好きな女優はサンドラ・ブロックだと伝える。その数分後、3番目に好きなのはレイチェル・マクアダムスだと言う。こうして1番目と3番目に好きな女優を伝えたら、他の話題に移る。
「LALALAND、私も大好きです」
と答えるのではなく、
「LALALAND、私も大好きです。私の好きな映画第三位です」
これは使えるテクニックだ。なぜか忘れていた。使っていこう。
柔術などでも一緒だが、こういった小手先のテクニックをすぐ出せるようにして使っていくと、そのベースにある原理原則が見えてくるときがある。それを身に着ければより深く、広範にテクニックを使っていける。これで言えば、相手を話に引き込ませる、それとともに、相手がどれだけこちらの話を聞いているか、という判断にも使えるようになるだろう。
「キスする?」とあえて聞くのは男女ともに使えるのではないでしょうか。相手が自分のことを好きなら、喜びを与えられるものでしょう。しかし本質的な価値は移転しない。こちらからキスを与えたかのように錯覚する。
記事中のおっぱいの話も面白いが、これも原理原則としては、本質的には価値移転しないものを差し出して、相手に得だと錯覚させる、ことですね。使っていきたい。
子供のほうが変化に対応しやすい、と。アントレプレナーに男性が多い理由もこれですかね。男はいつまでも子供っぽいですから。
これもダマでやっていた店長は男の人な気がしますね(笑)でも、スープストックのレベルの高いスープとあの美味しい白ごまご飯があってこそ。何を好きにしてもいいけど、求められるクオリティには達していないと駄目、ということを忘れないでいたい。
a hidden source of strengthが私にもあると感じる。それが生命そのものの強さなんだと再認識した。
結局他人と関わらずに生きていくことはできない。それならば自分がしてほしい態度を相手にもするべきである。
相手を変えることはできない。自分を変えるしかない。今までの自分の行動が結果を生むのである。
自分の好きなものだけ食べて野菜を食べない自由を享受したいだろうか。自由かもしれないが不健康一直線である。マクドナルドが大好きだからと言って全食マクドナルドを食べる自由はあなたを幸せにしないだろう。
不自由が即不幸というわけではない。
一時期バズった動画。明日死ぬとしたら今10億円もらったって仕方ない。命とは時間であり、かけがえのない資産なのだ。
未来には10億円以上の価値があるが、過去には価値がない。過去に何があったとしても、今自分が何をしたいかを優先しなくてはいけない。
中学高校で野球やっていたなら、大学でも野球やれば?と思うし、サンクコスト的にも、もったいない、と思ってしまうだろう。
ずるずるとそんな環境に流されてしまう人も多いのではないか。
でも、その人が大学ではめちゃくちゃ遊びまくってモテたい、というのであれば軽薄テニサーに入るのがいいだろうし、学生起業したい!というのであれば、ビジネスを学んだり、自分でアプリなどを作れるような行動をするだろう、と。
過去に引っ張られずに自分のやりたいことをやればいい。後で振り返ってみたとき、点と点が繋がっているかもしれない。
この「たまに取り出せる褒め」漫画も素晴らしい。自分の人生の主人公はあなただ。
社長が経費を私用に使っていれば、周りの人間も「そうしていいんだ!」と思うだろう。家族旅行に経費でいっていたり、経費でマンションを借りて愛人を住まわせていたりしたら、部下も「俺もいつかは偉くなってそんなことを・・いや、もう出来るんじゃない?」などと不正に経費を使うし、キックバックをもらって当然と考えるだろう。
もし規律正しい会社にしたければ、社長が一番規律を守らねばならない。
これは今年のビッグイベントの1つ。他にも発作性頻拍で悩んでいる人に届け!
何か判断に迷った時は直感を信じてみてもいいんじゃないという話。あなたの直感は今までの人生経験により鋭敏なものになっている・・かもしれない。
今年の後半は心労が耐えなかったので、リフレーミングを頑張っていた時もあった。
何か悪い結果が出てもそこに伸び代があるということ、という考えはこれからも忘れないようにしたい。
マイクロソフトのAzure担当が上層部に「シェアは5%です」と報告して、怒られるかと思ったら「後95%も伸び代があるということだね」と言われた、という話が好き。
私が好きなエピソードは藤巻健史さんが保険を売っていた頃の話です。彼は話下手だったので、「どうすれば顧客と話さずに保険を売れるか」を考え抜きました。その結果たどりついたのが、葬式に行きまくって遺族に保険を売るという戦略でした。悲しみに暮れる遺族は営業マンの饒舌なセールストークなんて聞いている心の余裕はありません。藤巻さんは遺族に「この度は・・・」とだけ言って頭を下げて、パンフレットを置いてくるだけのセールスを続けた結果、トップクラスのセールスになったとのこと。
向いているか向いていないかじゃない。やりたいかどうかなんだ。
あなたはまだ一人旅がしたいのか、それとも不自由を織り込んで二人旅を求めるのか。
つらい後半戦だった。
「美味しいお店、100軒知ってます」ということが、5年後10年後、自分の自信に繋がっているか?そのことによって自分を好きになれるか?というと、私の場合はそうではなかった。
それよりも、「料理をコツコツやってきて、レパートリーも多少増えたし、練度も上がったなあ」という自分のほうが好きになれた。
いわゆるやらされ仕事をしているうちは真のモチベーションは湧いてこない。なぜやるのか?を自分発信にしなくてはいけない。どうしてもしなければいけないことがある時、そういったメンタルスイッチが大事である。
再現性のある苦労の乗り越え方、とはいい言葉だ。失敗をするためにはアクションも重ねなければいけない。その中で原理原則が見えてきたら勝ちだ。その原理原則のうちの1つが
・ほとんどの人間は自分しか気にしていない
である。
何か大事な商談の前にシャツが汚れた!としたらショックで何も手がつかなくなる、という人もいるかもしれない。もう世界の終わりだ!と落ち込んでしまう。
しかし、そんなぐらいのアクシデントは生きていたらあるあるである。
「いやー、ちょうどここに来る前にこんなことがあってシャツが台無しになってしまったんですわ。大事な商談前だっていうのについてない、いやある意味ついてるということですな。ガハハ!」
とでも言っておけばいい、と人生が長くなると分かってくる。
ほとんどのことについて落ち込む必要などない。誰もあなたのことをそんなに気にかけていないのだから。
自分をアップデートしていくにはアンラーニングがかかせない。自分の説を補強する言説ばかりを集めないように注意せよ。
アンラーニングすることは大事だが、しかしその難易度も高いよな、と考える。そんな考えを持てる自分を誇らしいと思う。そんな自分でいいじゃないか。
TOP10のつもりが27投稿になってしまった。
挙げきれなかったともいえる。
2023年も色々なことを書いてきた。
読み返してみて「なるほどな〜」と思うことばかりである。
私の思考の軌跡がそこにはある。
そこから得られる成分はぎゅっと濃縮された私の血そのものである。
2023年後半はこれまでの人生でも精神的につらいことが多かった。
それでも振り返ってみたら自分の成長の材料となった。
自分を改めて見つめ返す契機となった。
これからもそうやって成長していくのだろう。
2024年、もっと大きい自分になりたいなと決意した2023年末である。