他者にとって交換不可能な存在であるという事は、イコール「存在を承認されている」という事です。
機能で他者を査定する限り、この世の中には必ず上位互換機が存在します。である以上それは承認として不完全なものとしかなり得ない。学歴でも年収でも容姿でも、あなたより上の存在が手に入るのであればそれで置き換えた方がよいという話になってしまうからです。
まさにこれが恋愛の悲しみの極地の１つ、あなた／わたしは交換可能かどうか、という点だ。
もっと若い人がいい、もっと年収が高い人がいい、もっと背が高い人いい・・あなたよりも、自分よりもハイスペックな人がいる、上位互換が存在する条件を元に選ばれているのだとしたら、自己が承認されているとは思えないだろう。
現代において真実の愛を手に入れられないことは、不幸の１つである。真実の愛とは決して交換可能なものではあるまい。
翻って、この人は自分よりも年収が高い人（他のスペックは同じ）が表れた時に、自分をスイッチしようとするかどうか・・を真剣に想像してみれば、その人がどれだけTrust Worthyか分かる。少なくとも自分がそう認識できることが重要だ。
相手のパーソナリティを知る努力とともに、自分の情の情報（頭の頭痛みたいだが）をちゃんと説明するという責任もある。
自分の頭の中を垂れ流すぐらいで丁度いいのではないだろうか、と最近は思っている。
