そもそもモチベーションなどない、という言説も最近はよく見かけるが・・
やはり、言われた通りのことだけしていたらモチベーションは上がらない。
昨日も書いた記事に通じるものがある。
そして、これである。
まずそのような話を経営者からされた時にする質問が、「社内のエンジニアをまるで外注先に依頼するかのように扱っていないか?」と言うものです。
例えば、申し込みをもう少し増やそうとして、営業会議とかマーケティング会議とかで色々と話をして、「申し込みのボタン大きくしてみたら、申し込みが増えそうだ」と言う結論に至ったとします。
この時に、エンジニアチームは参加していなくて、突然「ウェブサイトのこのボタンを大きくして」みたいな依頼をすることになると思いますが、受けたエンジニアチームはなんでこの作業をしないといけないのかは分かりません。
言われた通りにプログラミングするほど、やらされ感のある仕事はないですし、多くのエンジニアはモチベーションが上がりません。
エンジニアとビジネスの対立あるあるである。
なんでこんなことするの?と思いつつ、言われた通りのことをしなくてはいけない。
これはストレスが溜まる。
シンプルな機能としてだけ扱われたら、交換可能なただの部品のように感じてしまう。
これではモチベーションが上がるはずもない。
私生活でも同じく、ただ訳も理由も話さず家事を手伝わせようとしても、やらされ感が強くなるだろう。しぶしぶやってくれるかもしれないが、心の中では「なんでこんなことやるんだろ?こんなやり方なんだろ?」と考えているかもしれない。しかし意見を述べようものなら、「全然素直にやってくれない!」と憤られるのだ。
やはりしっかりとコミュニケーションを取ることが二人以上のチームでは大切だ。
したいこと、やりたいことのバックグラウンドを説明しなければいけない。
やらされてる感を持たれているとしたら、それは上手くいかない。
あなたと一緒だから、これが出来る、チーム全員がそう思っていないと、いつまでも大きなことは成し遂げないだろう。