それは性欲にも似たり。
嵐のラストライブに実親のお通夜が重なったのでライブを優先した人の話が盛り上がってる。
それが自分の子供のお通夜でもライブに行くのか?という家族の関係性を問うもの、それがAKBのライブだったら行くのかなどと対象のレアさを問うもの、色々な意見が紛糾しているが、そもそもの話として推し活について書いておきたい。
推し活とは「〜は俺の嫁」「〇〇ちゃん萌え〜」というように基本的に二次元キャラクタに対しての活動、感情の発露であり、それが三次元になったところで対象が「自分とはコミュニケーションを取らない」「対話ができない」「自分の影響の範囲外である」という事柄は変わらない。
「〇〇ちゃん好き好き〜」と言っても、向こうがあなたを好きになることはない。
それでいいのだ。
「ヒロシさん、一生ラブです」
と言った明日、ファンを辞めても何も罰は受けない。
ただ一方的に好きと言える存在。残酷だが、是も非もなく、推し活は相手を人間扱いしては出来ないものなのだ。
もし私が「実の父親が死んで通夜があったけど、ライブに来ました!」と面と向かって言われたら「(こいつはやばいな・・)」と思うだろう。
(もしホストだったら「俺を優先してくれてありがとう😊香典代わりにシャンパン入れてくれる?」とか言うだろう。ひとでなしである)
つまり相手をまともな感覚のある人間とは思っておらず、自分が愛したいだけ、相手がどう思おうが構わない、という関係性でのみ成り立つ活動なのだ。
これは宗教のようなもので、そうやって金を巻き上げるのシステムはこれからも絶えることはない。結局、自分の幸せは自分で決めるのであり、試行錯誤して、努力して、勝ち取っていくものでしかない。
追記:
などと書いていたら「そんなことを知ったらメンバーは悲しむだろう」と思ってライブにいかなかった、とのこと。素晴らしいね。アイドルは二次元とは違う生身の存在だと気付けてよかった。