いわゆるフロー状態に入るというのは、人生を楽しむことの1つと言えるかもしれない。
自分が自分でないような、全てが知覚できている、掌握できているような状態、これは人生の飽きとはまるで反対の状態である。
記事中のフロー状態に入りやすくするためには?というのが示唆に富んでいた。
これらの結果からわかるのは、生産的なフロー状態に入るには、特定の専門知識を蓄積するための練習を積み、十分な専門知識が得られたあとで意識的なコントロールを取りやめることによって達成できる、ということである。
そう、初心者がフロー状態に入ることはないのだ。
車の運転が一番分かりやすい、誰もがフロー状態を感じたことのあるものだと思うが、運転免許取得中にフロー状態になるやつはいない。
まずは頭に知識を叩き込み、何度も実践し体に覚え込ませ、その後ふとした瞬間に「フローに入っている」と分かる。
何も考えなくても体が動く、という状態にするための準備が必要だ。(実際は「何かを少し考えている」という状態、自然と「先読み」をしている状態が近いと思うが)
趣味だったり何か充実しているものを持ちたいと思った時、フロー状態になれるもの、という視点で考えるのもいいかもしれない。