おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

重要性を擦り合わせる

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人間関係の儀式、これは大事だと完全同意。

 

よっつめは、「同意の重要性」で、儀式の実践と効果について2人の意見が一致している必要がある。上の例で言えば、「店に行って食事の食材を選ぶ」という行為の重要性を両者が認めていないと、関係満足度は上がらない

特にこの行為の重要性を両者が認めている、というのが欠かせない。

なぜこの約束、行為や儀式が大事なのかを話し合って、擦り合わせて、同意が取れたと思っていてるのに、それを反故にされると失望してしまう。

水の中では呼吸しないように、と伝えているのに深呼吸をされているようなものだ。

どれだけ大事か、という話をしているのに伝わってない。

 

ちゃんと考えて欲しい。実行できないなら約束しないで欲しい。

まあ結果が出せていないので私の伝え方、コミットメントの取り方にも問題があると思うのだが・・

 

後で振り返るためにも残り3つも引用させていただこう。

 

一般に、人間関係の儀式には4つの要素がある。

 

ひとつめは「コミットメントの表現」で、「私たちは仲が良い!」「私たちはこれからも一緒にいるつもりだ!」という意識を表現する。たとえば、はお互いの指に指輪をはめたり、書類に署名したり、結婚式を行ったりして、互いへのコミットメントを示すが典型である。

 

ふたつめは「関係性の区別」で、上述のカップルが「食事の前にフォークを3回鳴らす」のは、「私たちは他のカップルとは異なる儀式を行っており、独自の関係性を築いていることを示す働きを持つ。こうした小さな儀式は、互いへの献身を表現する上で重要な働きを持つ

 

みっつめは「日常の変容」で、いつもやっている動作を儀式に変えるのが効果的である。たとえば、毎週の食品の買い出しを特別な儀式として取り扱うことで、平凡な作業を刺激的なものに変えているカップルも少なくない。

ペアルック、カップルコーデなども同じだろう。

これをバカにする人、恥ずかしいと思う人は、関係を構築するのはどういうことなのかをよく考えてみて欲しい。

私たちは仲がいいから同じ色のビブスでなくても大丈夫、とフットサルをするようなものだと私は思う。

それでは、コミットメントを表現できないし、他のチームとの差別化ができないし、特別感も演出できないだろう。

関係を構築、維持するためには努力が必要なのだ。その努力が重要なのだと、そこをまず擦り合わせることからスタートしてみよう。