個々人理想の相手というのはいるものだと思います。
年齢、身長、年収、外見、仕事、性格などなど。相手に求めるものが多い人も少ない人もいるでしょう。
でも最初から理想の相手というのは見つからない、というか何もかも合う人、というのは突然現れるものではない、と思います。
理想の相手が見つからない、というのは、ゲームを始める時にレベル100、ステータスMAX状態から始めたい、というようなものではないでしょうか。
きっとゲームは楽に進められるでしょうが、楽しめるものではないでしょうね。いわゆるクソゲーと感じるかも、しれませんよ。
そんなことを書いてて思ったのですが、やはり経験を積まないと分からないことが多いですよね。
ゲームを1つしかやったことがないと、どんなクソゲーにあたったとしても「まあ、こんなもんか」と思ってしまいます。比較対象がないですからね。その人はゲームを嫌いになってしまうかもしれません。
恋愛も1回しかしたことがないとすると、「まあ、こんなものか」と思うでしょうね。何度も経験して、自分の理想が調整していくのが良いのではないでしょうか。大変ですが。
私の好きな漫画、悪女と書いて『わる』と読むの、悪女でも、ヒロインのマリリンが憧れのT.O.さんに会えそうになる!というシーンがあります。(何度もあります)
でもその時にふと思うわけですよ。
会いました!初めての時から憧れてました!好きです!
で、その後どうする?と。私は果たしてT.O.さんに相応しい人間なのだろうか。会って気持ちを伝えてそれで終わりになってしまうじゃないか、と。
最初から理想の相手というのは見つからない、と先に書きましたが、理想の相手と釣り合う自分になっていないと、会ったところで先はありません。物語はそこで終了です。
そこから物語を始めたいのであれば、理想の相手と釣り合う自分になっていないといけないですし、その立場になればただの憧れの存在ではなくなっているでしょう。
夢みたいなことは突然起こるかもしれないですが、そこから夢を見続けるにはコツコツ頑張るしか無い、そう思います。