おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

好きを優先させる話

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青木真也のノートに載っていたこの話にビビっとくる。

こんな当たり前のことを思ったのは負担の大きい介護をしていた方が介護が終わった後に娘さんに「貧乏でもクズでもいいから好きな人を選んだほうがいい」と伝えた話を聞いて、すべての事柄に当てはまるなかなかな金言だなと思ったからなのです。好きがあれば耐えられるけれど、好きがなければ耐えられないのですよね。

実際そうでしょう。私達を取り巻く環境は変化していくのですから、人のスペックも変化し続けます。強さや美しさはいつか枯れるもの。大企業に努めたから一生安泰、と会社依存のスキルばかり伸ばしてきた人は時代の変化に弱いかもしれず、フリーターだったアーティストが夢を掴むこともあるでしょう。

どんな変化があったとしても、好きという気持ちが変わらないような相手であれば、一緒にいたいという気持ちも変わらないでしょう。

 

私はじゃあどんな人が好きかと言われれば、一本芯があって、頼りがいのある、尊敬できる人なんだ、ということが分かってきましたね。

今までの人生経験からくる自尊心や信念がありますが、コアの部分では頼れるパートナーが欲しい、人生のパートナーにバディの役割を求めたい人間なのだと分かってきました。

そんな部分がある人を尊敬して、そして惹かれます。

年を取ると理想が高くなるとは、こういうことなのかなと思う次第です。

でもなんとなくで結婚はもうしたので十分ですね。