おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

ドラえもんは必ずいなくなる存在として描かれている

ドラえもんファンなら当然のこと。

大人になったのび太に会いにいく話はあるが、そこにドラえもんはいない、からだ。

当然別れる存在として作中でも描かれている。

これはこの手のバディものではなかなか珍しいのではないだろうか。バディではあるが、やはりあくまでも子供のサポーターとしてのみの存在なのだ。

なのでいつかくる別れに備えておかねばならない。ドラえもんからの旅立ちの時がくる。

 

今あなたのそばに理想の人間がいたとしても、いつかは別れる時がくる。

その時に後悔しないようにしておいたほうがいいだろう。

自分勝手に生きるのではなく、一緒に過ごしている時間を大切にしよう。

 

今をちゃんと生きるということは、あなたの人生と関わる人ともちゃんと関わっていく、ということだ。

時には人と関わることが億劫になることもあるだろう。

相手からのメッセージを面倒だからと放置してしまうこともあるかもしれない。

でもそこでリアクションをすることに、関わり合いを持つことに楽しみを見いだせたなら、より人生を楽しめるようになるのかもしれない。