おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

それはインポスター症候群なのか、正当な自己客観的評価なのか

世にインポスター症候群というものあり。

インポスター症候群(インポスターしょうこうぐん、: Impostor syndrome、インポスター・シンドローム)は、自分の達成を内面的に肯定できず、自分は詐欺師であると感じる傾向であり、一般的には、社会的に成功した人たちの中に多く見られる。

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例えば会社員で、どうみても職能に足る仕事をしているのに、私は役立ってない、何で私なんか採用されたんだろう、周りはすごい人ばかり、などと言っている人、時々見かけます。

これはどこからくる心理状態なのでしょうか。もちろんその感情を理解はできますが、私なんて会社は自分がいなくても全然大丈夫だと思っているので、そもそも自分が肯定するラインが地べたを這っている人間です。私は毎日会社に行ってるだけですごい、と本気で思っています。(最近は在宅勤務なのですが😂)

そんな私を認めてくれている社会や会社はすごいし、そんな社会や会社という集団に貢献している私はとても尊いですね。現代社会万歳。

ネットを見てても、周りを見てても、自分よりすごい人というのはいくらでもいますよね。そんな人たちにも自分のほうが勝っている部分はどこかあるわけで、人間コンテンストに出場するのでもなければ、まず自分のことだけを比較対象に狭めて、昨日よりも僅かに上回っていればそれで良い、と考えるのが良いのかな、と思って生きています。

ちなみに今日の私が、昨日よりも何が上回ったかというと、Amazon Primeで英語字幕日本語字幕を同時に出すプラグインをほどほど上手く設定できたことですね。私にしては十分すぎる実績です。

これだけ頑張ったのだから、バランスを取るためにも明日は自堕落しないといけないですね😌

一方で、正しく自分を客観的に評価する、というのも大事です。これは難易度が高いのですが、なぜ必要かというと、需要と供給のバランスを正しく見て、自分にそれを当てはめることが求められる時があるからです。転職やパートナー選びの時ですね。

いくら転職の自由、自由恋愛の世の中といっても、要求される職能に大幅な乖離があったり、あまりに不平等なバランスのパートナーシップというのは、最初は上手くいっても、後々無理が出てくるものです。

もちろん時にはチャレンジすることが必要ですが、全員が月に行けるわけではないですからね。