おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

お互いが相手に話せないことを考えているから会話が生まれない

二人でいる時に、なんとなく気まずい雰囲気になり、会話がなくなってしまう。

よくあること。

恋人・夫婦に限らず、上司と部下で出先に一緒に行く、そんなに仲が良くない友達未満の人と二人きりになる・・など、そんなシチュエーションは誰もが経験したことがあるだろう。

 

もちろん自分が無になっている時は、相手のことも気にならない。

それよりも、何か考え事をしていて、それを相手に喋れない時、気まずく感じるし、相手も同様に何も喋れることがないから気まずい雰囲気が醸し出されるのだろう。

 

この状況を解決するには

 

・相手のことを考えないぐらい何かに集中する

・ノンバーバルなコミュニケーションを活用する

・コミュニケーションツールでサポート

 

という手法が考えられるだろうか。

とにかく相手のことを考えなければ気まずくはならない。自分だけだが。その後相手との関係が悪くなるかもしれないが、相手が何かに集中していればこちらもあまり気に留めないものである。考えすぎないのが大事だ。

 

ノンバーバルなコミュニケーションは笑顔などの表現だったりスキンシップだったりである。さすがに上司と部下でスキンシップを取るわけにはいかないが。

黙っていても手を繋いでいるだけで話す以上にお互いのことが分かることがある。

 

コミュニケーションツールでのサポートは、単に何かを介してコミュニケーションを取るということ。Twitterで流れてきた猫動画でもいいし、通りがかったたい焼きやで買い食いをしてもいい。そこに発生する共通の話題から会話も生まれるだろう。

 

しかし関係性を深めるには、どんなことでも話せる間柄、何を言っても大丈夫だという心理的安全性が重要となる。

どうせ一度の人生なのだから、これは!と思った関係性はどんどん深めることに挑戦してみても面白いのではないかと思う。