おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

人間みな何かしらの十字架を背負って生きているもの

みんな過去がある。犯した過ちを背負って生きている。その十字架を忘れられればいいのだが、やはりふとした時に背中に重さを感じるのだろう。

しかし過ちをおかしたからといって、それで全てが台無しになるわけではない。

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賢者が間違いを犯さないとしたら愚者は絶望するしかないだろう。

私だって色々と失敗を重ねてきて、その度に「ああ、これじゃいけない。このままじゃないけない」と自分の物差しやポリシーを軌道修正してきた。

 

どこかで十字架を下ろせるときがくるだろうか?

贖罪をしなくてはいけないだろうし、やはり人間は原罪を抱えていきるものなのかもしれない。

それでも前を向いて一歩一歩進んでいくしかない。

 

自分の言いたいことを言って、やりたいことをやって、行きたいところに行く。

そして過去の自分よりも優れた自分になろうとする。

自分が大きくなれば、その分十字架も小さく感じるだろう。