みんな過去がある。犯した過ちを背負って生きている。その十字架を忘れられればいいのだが、やはりふとした時に背中に重さを感じるのだろう。
しかし過ちをおかしたからといって、それで全てが台無しになるわけではない。
賢者が間違いを犯さないとしたら愚者は絶望するしかないだろう。
私だって色々と失敗を重ねてきて、その度に「ああ、これじゃいけない。このままじゃないけない」と自分の物差しやポリシーを軌道修正してきた。
どこかで十字架を下ろせるときがくるだろうか?
贖罪をしなくてはいけないだろうし、やはり人間は原罪を抱えていきるものなのかもしれない。
それでも前を向いて一歩一歩進んでいくしかない。
自分の言いたいことを言って、やりたいことをやって、行きたいところに行く。
そして過去の自分よりも優れた自分になろうとする。
自分が大きくなれば、その分十字架も小さく感じるだろう。