おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

リフレーミングで悩みを軽くする

フレーミング(reframing)は、問題や状況を新しい視点や意味で捉え直すことを指す心理的な手法です。

最近見た話では、

 

・テストで0点だった。伸び代しかない!

・恋人が浮気していた。自分に向けられる愛にまだ余地がある!

 

という感じでリフレーミングするのが紹介されていた。

これは

・逆の視点を考える

というリフレーミングの手法ですな。

問題や悩みを別の角度から見ることで、新たな解釈や可能性を見出す。

 

他には

・肯定的な側面を見つける

→ネガティブな裏にはポジティブがある。辛い経験をしたからこそ優しくできる、など。

 

後は

・スケールを変える

というのもあるかもしれない。

悩みを小さなパーツに分解していったり、あるいは人類として、宇宙から見たらなどという大きな視点でみたり。

 

・感謝の視点を持つ

というのも良いだろう。つらい状況にあっても、自分が持っている幸せや感謝すべきことにフォーカスする。私も今(心臓の疾患はありつつも)5体満足で健康でいられるのは有り難いことである。

 

変化球だが、

・ユーモアを取り入れる

もまた効果的なことがある。悲劇も当事者以外の視点で見れば喜劇だったりする。そういった捉え方をできれば、苦しみ中にも楽しさが生まれるだろう。

 

いくつかリフレーミングの手法を挙げてきたが、どれが一番効果的、ということではなく、悩みが大きれば全て試してみるのがよい。

どちらにせよ心にズシンとくる重みだから「リフレーミングしなくちゃ」などと考えるのだ。これをゼロにするなだ並大抵のことではない。

上記の手法を全部当てはめつつ、使っていけそうだな、という可能性の高いものを大事に育てていくのがよいだろう。