おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

マネージャーも積極的にやるべきなのか?

どうにも恐ろしくなってきた。

昔は私も部長的な仕事をしていたが、途中で「これやばいな・・」と思って辞めた。

評価だったり管理だったりに手間を取られて、自分のスキルが上がっているか?と言われると全然だったので、いわゆるポータブルスキルが伸びない状態でこの会社を放り出されたらやばいな・・と思ったのだ。実際その会社はほぼ潰れた。

管理職がいらないかというとそう思わないし、Google人事の調査でもマネージャー職はやはり必要、という結果になっていたと思うが、会社に必要な機能と自分の人生とを天秤にかけると、管理職では今後の人生詰むだろう、と思った。人生100年時代、私達氷河期世代はいつまでも働いていないといけないわけだし、そのためには自分のスキルだけが重要だと思っていた。

しかしけんすう氏のQ&Aを見ていて不安になる。

 

 

 

>将来的に1人で回せるスキルがつく仕事

これに憧れるのもなんとなくわかるんですが、これ、年齢とともに「若くてバリバリできる、最新の知識とスキルを持った人と競合し続ける」ということになりやすいので、そういう辛みにあたる人も結構います。

年を取ってくれば来るほど、マネジメントとか、人を動かすスキルのほうが戦いやすいんじゃないかなあ、と。若くて、何人ものメンバーを動かすのはなかなか難しいんですが、その経験があり、40代だ、とかだとやりやすかったりします。つまり、若手と競合しづらい。

確かに若くてバリバリできる人はこれからも量産されていくので、その人と競合し続けるというツラミは出てくるだろう。

幸い?今の状況では私と同じスキルの人を雇ってチームを大きくしたりするのも難しい状況なので売り手市場と言えるのだが、それでももし自分がフリーになった時に、競争力があるかと問われると疑問ではある。だからこそ今は会社員なわけだし。(後ろ向き)

 

マネジメントもしたほうがいいのだろうか?それが対外的に競争力のあるスキルとなるのだろうか?

悩ましいところだ・・