おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

相手が2回同じことを言うときは、トークの拾い忘れがある

トークのヒント、あるいはTipsとして、気付いておきたい。

会話をしていて、あれ、相手が間髪入れずに同じことを2回言ったな、と思うときはないだろうか。

その場合は大概にして、相手が拾って欲しい、大きく反応して欲しいトーク内容を取りこぼしている時だ。

相手が「あれ?反応が悪いな。聞こえてなかったのかな?」という時に、同じ言葉が2回繰り返される。

そうなった時はこちらは相手の伝えたいことをうまくキャッチできていなかったという反省を込めて、2回めの時に大きくリアクションすると共に、その話題を掘り下げて行きたい。

 

自分の場合も全く同じ行動を取りがちなので、気付いたことです。

自分ではもう1回言ってみよう、などと考えずに、言葉が口をついて出るんですよね。

これは思考よりも志向が上回るというか、伝えたい!でも伝わってない!という感情がロジック(なぜ同じ話を2回する?おかしいよね)よりも先行してしまうのでしょう。

 

相手の会話をきちんと理解するのも大事ですし、自分が何を口走っているかというのを把握するのも大事なので、やはり対話の際は落ち着いていないといけません。

 

私も対話で多く失敗の犯してきたので、相手の不思議なリアクションの原因も想像できます。

落ち着いて話せない場合というのは得てして相手に好意を抱いているから、あるいは嫌われたくないから、という気持ちが背景にあるような気がします。

自分の気持や自分がどう見えるかというのは考えずに、話の内容にフォーカスを当てるのが良いと最近は思ってきています。プレゼンしたりプレゼンを受けたりの要領ですね。

 

自尊心と虚栄心の話もしましたが、

gratt.hatenadiary.org

これと同じように、相手が自分のことをどう思っているか?を判断基準とするのでなく、自分が相手のことをどう考えているか、に重きを置いたほうが良い、得に「何か無駄に緊張しているな」と思える会話の時にそれが重要だと思います。

 

「相手に嫌われたくないな」

と思うとオドオドした態度になりがちですが、

「自分はこの人のことを好きだな」

という気持ちを伝えようと思っていたら、それだけに集中すればよいのです。