かなりうろ覚えで恐縮ですが、Amazonでは黎明期に机も買わず、使っていなかったドアを横にして机代わりにしていたとか。そこから一枚のドア賞なるコスト削減に関する社内賞があったとかなかったとか。
そんな感じでAmazonには元からコスト意識が高く、それは出来たばかりのAmazon Japanでも引き継がれていたそうです。例えば出張に行くとなってもグリーン車じゃなく普通車で行くとか、ビジネスクラスでなくエコノミーで行くとか、そういう話です。
多くの外資系ベンチャーの日本支社の話は、とにかく経費が使えるので、みんなこれでもかと使っているという話をよく聞きます。ランチ代に経費で3,500円まで使えるので、みんな目一杯使っている、と。ただ、いくら都心の物価が高いといっても、やはり3000円超のメニューってそんなに数がないんですよね。あまり頼まれませんからね。なので無駄にUberとかで海鮮丼+うに+金箔みたいな😅よく分からない高額メニューを注文したりしている人もいるという話です。確かに時々そういう「これ誰が頼むんだろ」という高級メニューありますよね。
そう考えると先に出したAmazon Japanの話は素晴らしいな、と思うわけです。よく会社のビジョンが、とかミッションが、とか言う方いらっしゃるのですが、社内の文化というのは人が作っていくもので、それが自然とビジョン・ミッションになっていくのではないかな、と思います。
なんかビジョンとか大事らしいよ、私達も作ってみよう!というオママゴトをしている会社は大体駄目になる、そんな穿ったイメージを持っている私です。まあ駄目になる会社のほうが多いので、そのバイアスがかかってるとは思いますが。