おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

自分のやりたいことをやらないというのもセルフネグレクトなのでは?

いわゆるゴミ屋敷に住んでいる人に代表されるような、自分を大事にしない(できない)状態のことをセルフネグレクトというそうです。

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セルフネグレクトとは、衛生や健康行動を放任し、自己の心身の安全や健康が脅かされる状態のことです。セルフネグレクト(Self Neglect)は日本語で「自己放任」と訳されます。

あまりにもショックなことがあったり、人生が上手くいかないと思うと、自暴自棄になったりするのは理解できる感情です。私も境界ギリギリを生きているように思います。

そんなことを考えていた時、ふと、自分のやりたいことをやらないというのもセルフネグレクトの一種なのでは?と思うようになりました。

新しい何かに挑戦したい、仕事や勉強をもっと頑張りたい、そんなことを考えていても、億劫で手がつかず自己嫌悪……。そんなことを続けていたらどんどん自分のことを嫌いになっていってしまいます。これはメンタル的にとてもよくない。

そういった状況に陥らないようにするにはどうしたらいいのか?

やはり自分で自分を認めてあげること、そしてそう思える行動をしていくしかないのかなと。

例えば早寝早起きする、5分だけでもやりたかったことに手を付ける、とか。また、これらのやりたいことや改善したいことを努力で解決しようとせず、仕組みを作るのが大事ですね。

とりあえず私は今在宅勤務であり、自分で規律を保って働くことが求められます。(まるで出社をしているときは完璧に働いていたような感じですが、実際そうとは言い難いです😅)立ちながら仕事するとか、携帯を玄関に置いておくとか、色々と自分で仕組みを作って、悪い行動を抑制し、良い行動へと促していく必要があるでしょうね。

(最近は曰く付きの)いわゆるマシュマロ実験ですが、私の好きなパートは、マシュマロを食べるのを我慢する子供が取っていた行動にあります。

ただ食べるのを我慢しようとする子は、マシュマロを見つめながら「がまん……がまん……」と耐えるのですが、結果食べてしまう。でも食べない子は、あえてマシュマロを見ないようにする、おもちゃで遊ぶなど他のことでマシュマロへの欲望を昇華し、マシュマロの存在を忘れようとするというような話でした。

これは示唆に富むな、と思います。目の前の仕事や勉強だけを見て頑張るよりも、その仕事や勉強がどんなに自分の人生を豊かにするのか、というような仕事の向こう側を見たり、その勉強そのものが楽しみになるような何かを付加するなど、色々工夫はできるはずです。

努力の方向をそういった工夫に向ければ、色々なことが上手く行くのではないかと思います。これからも少しずつ行動していきます。