おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

生活の硬直化

毎日やることが決まってきた。

仕事の中身はもちろん変化していくが、行動パターンという意味ではほぼ変化なし。

もちろん自分が好きなことやりたいことをやって、好きでないこと、やりたくないことをやっていない結果、今があるのだが。

そういってやることを決めていった結果、やることが硬直化してきた。

やりたいからやるのだが、あまりに変化がないな、そう思えてきた。

こういった生活に変化をもたらすにはどうしたらいいのか。

かといってこういった生活を乱されるのも腹が立つ。難しい問題だ。

 

人生を旅とした時、何を決めるべきだろうか。

まずは歩く時間だろう。これは固定したほうが良い気がする。

何時から何時までは歩く。体調が悪い時はそれなりに、良い時はまあまあに、ペースは違えど毎日歩く時間を決めておくのは目標に到達しやすくなる手法の1つだと思う。

その時に誰と歩くか、何を着て歩くか、何を聴きながら歩くか、それは自由に決めていいところだろう。

 

そもそも「生活が硬直化しているな」などと感じるのは自分がぶれているからではないだろうか。

何を決めるべき、となったらやはり「自分を決める」のが最初なんだと思う。自分を強く確立する。

gratt.hatenadiary.org

「自分はどのような人間か?」がはっきりとわかっていれば、たとえ周囲から変な目で見られたとしても、ぶれずに行動することが可能になる

客観的に見ている自分という周囲からの目線が気になるということなのだろうか。感覚的には内省から来ている気持ちだと思うのでそうではないかもしれない。

やはり人生RPGだと思って生きたいかもしれない。つまりそれはサイコロを振る人生だ。どこかに出かける、誰かと話すなど、予想をつけづらい、何が起きるか分からないことをしていきたいと思う。

つまりそれは硬直化しているプロセスの中にも、何かランダム性があればいいのだ。

ランダム性!

これが自分の求めていた答えな気がしてきた。

今年のアルゼンチン旅行も何が起きるか分からないという点ではめちゃくちゃ楽しみがあった。飛行機なんて乗っているだけなのにランダムイベントがぽんぽん起こる。最高に楽しい。

 

そして安定を求めると却って安定しないように、サイコロは振り続ければ3.5に平均していくんですよね。そして時々ピンゾロも出るかもしれない(突然3つ振ってますが)

ランダムを求めることが実は安定に繋がる、という話は魅力的だし事実そうでしょう。

時々は1が出て失敗するかもしれないけど、その経験がまた力になるんです。検証なくして成功なし。人生のPDCAサイクルです。

 

書を捨てて街に出ようかな。