社会に必要とされていないと感じるような状態はつらい。
涙が出そうになる。
自分が世界で一人ぼっちなのじゃないかと思ってしまう。
それは狩猟採取時代からだろうか。農耕時代からだろうか。
その時代に自分が役に立ってなかったら生命の危機である。
もちろんそれを生命の危機と感じる種が生き残ってきた。
自分は役立っていると思えるからこそ、こちらからも色々な頼み事ができる。
こちらの要望をターンダウンされたら、あ、自分は重要視されてないんだ、いらないんだ、となる。
仕方ないことだ。
「自分に価値があると思える時にだけ、勇気が持てる」
とはアドラーの言葉らしいが、うなずける。
何かことを起こすには、心理的安全性、自分が何をしても問題はおきない、という状態がかかせない。
自分だけの影響しかないところで何かをするのと、誰かに影響がでることで行動を起こすのでは必要な勇気が違う。
社会に、他人に必要とされている、と感じるためにはどうすればいいか。
少なくとも相手の反応を待っていてはいけない。
自分から話しかけ、社会に反応させなければいけない。
必要とされていないと嘆くよりも、相手にとってかかせない人になれるように行動しよう。
どうしたら相手が自分を必要としてくれるか、相手の視点に立って考えてみよう。
情けは人のためならずとはいい言葉である。
他人とかかわっていこう。