これはまさにそう。
つまり実際の新規事業の現場で起こることは、未来の正しい市場規模は誰にも推定できないということだ。逆説的であるが、もし未来の市場規模が正しく推定できるなら、スタートアップなる賭けは成立しないであろう。その場合、リソースアドバンテージのある大企業が勝つ可能性が非常に高いはずである。しかし現実はそうなっていない。
新規の事業の市場規模を正確に把握することなんて誰にもできない。だからこそ無限の可能性がある。
最近の婚活やマッチングアプリでも同じだろう。
誰がみてもスペックが高い人は、同じようにアドバンテージがある人から取っていく。
そこに弱者が新規で参入してメリットを取ろうと思えば、分かりやすい相手ではない人を選ぶ必要があある。
消費者に聞いても欲しいもの（新たなニーズ）は分からない、というのと同じ話だろう。
スペックはパっとしないけど、パートナーとしてはこんなところが優れいている・・よくある例でいえば理系男子。女慣れしていなくて女性の扱いが下手、外見も洗練されてない、でもすれてなくて稼ぎもいい・・みたいなのが将来的に優良！とみんなが見抜けたら、ハイスペック女子が全てかっさらっていく。
そうではなく、第一印象で「ダサ」で終わるから、掘り出し物として残っているのである。
誰しもが見通せる未来はない。
自分の直感や信念の通りに突き進む先に幸せがある、のではないか。
