おすすめです。
Louis Sacharはやはり良い。
好きな作家として挙げざるをえない。
多読多読〜と思ってまた手にとったLouis Sachar本だったが、涙なくしては読めなかった。
本当に子供時代の悩み、つらみ、楽しさ、成長を書くのが上手い人だ。
私だってこんな子だった。
みんなそうだったのだろう。
そして、みんな、そのころから成長しているのだろうか?
表面を取り繕ってすぐにバレるような嘘をついて、本当の自分が分からずに周りを拒絶する。
そんな生き方をまだしているのではないだろうか?
そんな人への救いの物語なのかもしれない。
人は誰かに影響を受けたりして、その人のおかげで自分も変われるかも、と思う。
でも、結局は自分自身で変わるしかない。
そして人を変えたい、救いたいなどと傲慢にも思ったときは、少なくとも「北風と太陽」の太陽になるしかない。
I believe it’s more important to teach them how to think, instead of what to think.
どう考えたらいいか、という自分の考えだけ伝えて、何をするかは相手に任せるほうがずっといい。人を変えようだなんて傲慢だ。
それでも親しい人にはおせっかいな手助けをしたくなる。どれだけ我慢しても人生には3度ぐらいそういう時があるものだ。そんな大事な人には少し介助することもいいだろう。誰にでもするわけじゃない。
I’ve always considered quality to be more important than quantity when it comes to friendship.
今の自分が好きだろうか?
もし嫌いだという人がいれば、行動を変えたほうがいい。
今まで自分がとってきた行動の結果、今の自分がある。
これからも同じ行動を取り続けていたら、いつまでも嫌いな自分のまま。
これまでの行動を捨てて、新しい行動をしないと、変われない。
そんな自分を変えたいと思っているまだ子供のままな人にオススメである。