いつまでもやりたいことをやらずに、やるべきことをやらずにグズグズする、着手が遅い、手が進まない、そんな状態に陥るのは本当にやめたい。
深層心理では本当にやめたいと思っていないから出来ていないのか、本能としてピンチまで動かないほうが有利だからそうしているのか、原因を究明することは難しいが、自分の理想の状態ではないのは確かだ。
最近Youtubeで落語をよく見ている。
それで久しぶりに志ん朝の芝浜を見て、やはりこんな人生がいいと思った。
よそう、また夢になるといけねえ。
誰だって誘惑には弱いものである。でもその時の誘惑に流されて、その後人生が好転するのだろうか?
何かを得るには何かを捨てなければいけない。
コツコツ働いてコツコツ学ぶ、それに勝るものなし、というのが私の人生観だ。というかそれしかできない。
芝浜ではショックのあまり禁酒して、人生を取り戻したという結果がある。
しかし結果がどうあったとしても、大好きな酒だがやめるべきと考えて、それを実行に移してコツコツを努力を重ねた、そういう過程こそが素晴らしいのではないだろうか。
もし結果だけを見ていれば、もう生活が安定したのだから、酒を飲んでもいい、となってもおかしくない。自分が描く未来の姿では酒を飲んでいない、だから禁酒を続けられる。
例えば婚活的なものでも同じではないか。
私は人生で生涯をともにするパートナーができればいい、と思っているがそれは目標であり
そんな人が現れたときに自分を選んで貰えるような努力をしている。そんな自分を肯定できれば人生は幸せじゃないのか。結果がどうあったとしても。愛する人は現れないかもしれない。それでも世界のどこかにはいたと。
そんな未来の姿を想像すれば、procrastinateな行動は取らないのではないか。
気持ちとしてはそれで良い気がしている。
あとは行動テクニックだ!