よく揶揄される対象のアルゼンチンペソであるが、どんどん状況は悪くなってきているようだ。
去年アルゼンチンに行った時は、1円=1アルゼンチンペソぐらいだった。(公式レート)
今は、なんとその半額以下である。
これはヤバイ。円も下がり続けていてみな円安を実感体感しているというのに、その円以上にとんでもなく下がっている。
そして上の記事でも書いたように、アルゼンチンではドルがめちゃ強い。
しかし難しいのが、アルゼンチンではアメリカドルがめちゃくちゃ強いのである。
今が1ドル=140円としても、アルゼンチンでは1ドル=280アルゼンチンペソぐらいで交換できてしまう。これだと円とアルゼンチンペソは倍ぐらい価値が違うことになってしまう。
つまり、この公式レートの最低倍は違う・・1アルゼンチンペソは0.2円ぐらいだということだろう。アルゼンチンで飲んだ500ペソのカフェコーヒーは100円になってしまったのか!
アルゼンチン通貨ペソの下落に歯止めがかからず、10日の非公式レートは一時1ドル=1050ペソと、1000ペソの大台を超えて売り込まれた。現在の公定レートの350ペソとは200%もの開きが生まれた。
1ドル=1000ペソ!
\(^o^)/
1599ドルのiPhone15 Pro Maxは、約1,600,000ペソ・・
1年前は1円=1ペソぐらいだったことを考えるとアルゼンチン人どうなっちゃうんだろうか、と悲しみを禁じえない・・
と、ここで悲しんでばかりもいられない。我らが円もヤバいだろう。
経済はもちろん素人だが、諸外国との金利差が生まれれば、円は売られるし、米国金利などが下がっていけば米国株が上がるのだから、より円は売られるだろう。基本円安の未来しか見れないが、一体どうなる?
アルゼンチン人がブラックマーケットでドルを購入するように、それぞれの自衛が必要なのかもしれない。。ますます貧困を招くばかりだが。