学生時代の部活動でも、もちろんプロスポーツ選手でも、何か競技をするとなると、誰かに勝つというのが目標になる。エンジョイ勢は淘汰されていくか空気のように誰にも見えない存在になる。
ところがどっこい。
大人になってから趣味でスポーツをするぶんは誰にも勝たなくていいのである。
マラソンでサブ3を切れないから俺は才能がない!やめよ、となる必要は全くなく、好きならただ走っていればいいのである。どこを走ったら気持ちいいとか、新しいシューズを買ったらテンションが上がるとか、それだけでいいのだ。
誰かに勝とうしたらあなたは永遠に満足しない。
武井壮が全てのリソースを投入してもウサイン・ボルトに短距離走では勝てないだろう。
私がゴルフに100%コミットしたとしてもタイガー・ウッズには勝てないだろう。
しかし生きていく上で運動はしなければいけない。
そのためにあなたの好きな楽しめるスポーツをするのがよい。勝てるスポーツをしなくてもいい。仕事とは違うのだから。