おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

今の自分と未来の自分は地続き

昔、野心を抱け、というオーディオブックを繰り返し聞いていた。

 

 

そして3つほど自分の礎になっている部分があるな、と思うのだが、その1つが

「自分の体を古いお寺のように扱いなさい」

というものだ。

 

床や柱を拭いて磨いたり、弱くなったところを適度に補修していけば、末永く使えるだろう。

しかし本堂でどんちゃん騒ぎを繰り返していたら、すぐに駄目になってしまうに違いない。

 

この言葉自体は海外文学やドラマなどでも度々聞くので、外国で一般的に言われていることなのだろうが、この言葉のおかげで自分の体を丁寧に扱ってきたと思う。

食事に気をつけて、適度な運動をし、こんなメンテをしたほうがいい、という情報もアップデートしてきた。(睡眠だけはまだ改善の余地があるが・・)

 

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ポイント2.長期的な決断をするとは、未来の自分と仲良くしてやらねばならない

 

私たちは、見ず知らずの人と接するときには、どこか利己的になったり、自己中心的になったりする傾向がある。これは、私たちが悪党だという話ではなく、ただ見知らぬ相手には共感力が発動しないだけである。そのため、私たちは、状況によってはいくらでも利己的な行動をとる可能性がある。

 

以上の問題は、未来の自分についても発動する。未来の自分は私たちにとって他人のように思えてしまうため、多くの人は、彼ら(未来の自分)のためになることをしない可能性が高まる。そのせいで、食べ過ぎ、使い過ぎ、貯蓄不足といった問題が起きてしまう。

 

私は「自分の体を古いお寺のように扱いなさい」という言葉によって、今の自分と未来の自分が地続きな関係を保てていたのだな、と思った。

誰だって大事な人には丁寧な扱いをしたいと思う。今の自分を愛して、未来の自分も愛することが、幸せに繋がる1つの道筋なのだ。