おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

意味は後からついてくる

何か上手くいかないことがあった。

そんな時どう思うか?

 

あるイベントに行こうと思ったのになんとめちゃ混み!入場を断念!
そのこと自体は残念だが、それをラッキーと思おう。

イベントに参加できなかったが、その代わりに海岸を散歩して、波打ち際ではしゃいだり、ビーチコーミングをしたりして遊べた。

何も特別なイベントがないとしても、二人で過ごせば楽しめるということは素晴らしい、ということが分かった。


このように意味は後からついてくる。

 

今はツラいかもしれない。

胸がきゅっとなるぐらい苦しいだろう。

いつこの悲しみが終わるのか、と思う。

 

でも、そんな経験があるから今があるのではないか。

次はこうしよう、2度同じ失敗をしないでおこうと、自分や二人の関係が変われたのではないか。

 

人生には負けイベントもある。

振り返ってみたら、それが必要だったのだと分かる。

 

もしまだその出来事を引きずっているとしたら、あなたは想いの強い人だという証拠だ。

そんな強い人はまた大きなことにチャレンジできる。

 

振り返ってみて、その時があったから今がある、と言えるだろう。

いつだって思い出すのはストレスがあった時のことばかりだ。

そういうことでもないと人間的成長というものもないのだろう。

 

自分が成長したと思って死にたいものだ。

後ろを向いて石に蹴躓くのでなく、前向きに倒れよう。

あの時辛かったことが、自分の足を前に進めていたとその時分かるだろう。