Quoraで度々あがる読書の話題、良い回答があったのだが相変わらずリンクが貼りにくくどこかに言ってしまった。
その回答について共感したことは、「読書は他人の思考を追体験できる」ということが素晴らしい、ということだ。
小説以上に他人の思考を細かく描写しているメディアは無い。
世界を、他人を知ろうと思っても日常生活では客観的な立場でしか推し量れない。
小説であれば(もちろん作り物の世界だが)それを主観的に知ることが可能なのだ。
世の中には良い人もいれば悪い人もいる。いや、良い人にも悪いところがあったり、悪い人にも良いところがあったりする。
そういった2面性を現実で触れるのはなかなか難しい。親友は親友のままだし、嫌いな人はずっと嫌いなまま。その人の違う面にあえて触れようとはしない。
色々な立場の人間が、色々なシチュエーションでどのような考えで動いているか、という考えを自分の中にインストールできる、それが読書というものだと思っています。
それが本当に自分を幸せにするかどうかは分かりませんが・・自分がなりたい自分になる手助けにはなるでしょう。