おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

一行ずつ味わいながら小説を読む

omocoro.jp

みくのしん氏の走れメロスを読んだ記事が話題になっている。

記事が出た当日深夜に思わず読んでしまって、私も泣き笑いながらみくのしん氏と一緒に楽しんだ気持ちになった。よかった。

 

氏が走れメロスを一行ずつ味わいながら読みすすめる様はとてもエモいのだが、よく考えたら私もこれをやっているな、と思った。

英語で小説を読んでいる時は特に、だ。

分からない英単語が出てきたら辞書を引き、センテンスが分からなければ丸っとオンライン翻訳し、どうにかこうにか読みすすめる。

登場人物のセリフが妙にかっこよかったりして、「やりおるわい(ニヤリ)」と、一行一行味わい尽くしていると言っていいだろう。

もっとさくさくっと読み進めたいとも思っているが、小説を楽しむという点でいえば、こんな読み方もいいのかもしれないな、と思い直した。

 

そんな日でした。