上の記事でも書いたが、何をしたら後悔しそうか、しなさそうか、という視点で何をするかを決めて欲しい。
上司から借りた本、パートナーから借りた本、あなたはどちらを先に読みますか?という話を挙げているが、優先順位を間違わないでね、と言いたい。
多くの人が、パートナーはすぐに読まなくても怒らないから、あるいは上司に借りた本を早く読み終えたらやる気が見せられるから、というような理由で、上司に借りた本を先に読むだろう。
でもあなたも老年期に入り、その時同じパートナーが横にいるかどうかは分からないが、
「なんであの時、上司から借りた本を先に読んだのだろう」
と後悔したりしないだろうか?あまつさえ、あなたはパートナーから借りた本を読んですらいないかもしれない!
老年期にその時の上司との関わりなんてほぼほぼ無いだろうに、なぜ人はこうも選択肢を誤ってしまうのか?
仕事では皆勉強したり長時間労働したり、通常以上のパフォーマンスを出そうと必死である。色々なフレームワークやテクニックも覚えて、工夫も努力もするのだが、同じぐらいのリソースを家庭を維持するためには使わない。
「家でぐらいゆっくりさせてくれよ!」
「仕事で稼ぐから家庭が維持できてるんだろ!」
でもそういう人が得られる家庭は、仕事で得た地位や待遇よりも、遥かに下のランクのものだろう。
自分が何を大事にしたいのか?
優先順位を間違えないで欲しい。