人生という名の旅でも、本当の旅でもいいのだが、その旅の目的地はどこなのか?
国なのかホテルなのか観光先なのか、あるいは人なのか、文化なのか。
1つの旅の中で色々な目的地に訪れたいときもあるだろう。
もし、滞在場所をどんどん変えていきたいとなると、やはり1つ1つの目的地での時間を大事にしていないのでは、という考えがよぎる。
人生において、余暇を趣味などに使わないというのは、そういう側面もあるのではないか。
いわゆるポジティブ病、成長病と言われるようなもので、イケイケドンドンな自分の成長のみを信条としていると、旅先で心を落ち着けるような余暇をすごすのは難しいかもしれない。
朝から晩まで働いていて、平日に仕事以外のことをすることが出来ない日常というのは、旅先で観光地をハードスケジュールで見て回り、それが終わったらハイ、次の国に出発というような旅と同じ慌ただしさがあるのではないか。
どちらが正解不正解とも言い難いが、今までどちらの経験もしてきて、やはり1つところに滞在して、ゆっくりとその国の文化を味わうほうが、後で思い出が深いような気がしてきている。
その思い出を栄養に、成長もできるのではないだろうか。
なかなか上手く言えないが、もう少しきちんと言語化してみたいところ。