おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

話す時も論理構造をしっかりしたい

急に話す時は難しいので、まずは準備して話す場合ね。

 

 

(C)ドラゴン桜2

これはプライベートでも、「しっかり伝えたい」なと思う時に活用すべきだと思っている。

いかに相手に自分の考えや気持ちを伝えるかが大事だと思っているので、こうすれば伝わるか?ああすれば良いか?と仮説と検証を繰り返していくことで、どんどん自分の気持を誤解なく伝えやすくなっていくだろう。

 

  1. 話したい内容のテーマを明らかにし、結論を短く説明する
  2. なぜそのテーマを話したいのか、どのような問題があるのかを問いかける
  3. そのテーマについて一般的な意見を説明する
  4. 問いを検討し、自分の主張が一般的な意見とどう違うか、具体例をあげつつ説明する
  5. 要点を分かりやすくまとめる

あらたまって何かを伝えたい時というのは、「一般的にはこうだけど、私はこう思う」という内容が多いと思うので、このフレームワークは使えるのではないかと思う。

 

例えば別れ話をしなければいけないとする。

 

  1. 突然に思うかもしれないけど、ちょっと距離を置きたいと思っている。
  2. 自分の気持ちに変化があったので、なるべく早く話しておきたいと思った。これまで付き合ってきて、恋人としてはとても良い存在だけど、これから一生をともにするパートナーとしては考えられなくなった。お話している時に、俺が面白いと思うところ、興味があるところ、もっと深く話題を掘り下げていきたいところと君のそれはズレているというのがどうしても気になる。話が噛み合わないな、と思うことが多い。
  3. 普通の人は、そこまで考えないかもしれない。一緒の時間を仲良く過ごせればそれでいい、というのが一般的だと思う。
  4. でも俺は人生のパートナーとは、そういうところが一致していて欲しい。興味関心というのは移り変わるものだと思うけど、どういうところを面白いと思うか、というのは性格やパーソナリティからくるものかな、と考えている。
  5. 一緒にいたら楽しいのだけど、そういう考えもあって、あまりズルズル引っ張るのもよくないかな、ちゃんと話さないとな、考えていた。なので一旦距離を置きたいな、と思っています。

どうだろうか。4で具体的な例をがないので、このままだと

「話が噛み合わないって具体的にどういうこと?どんな話をしている時に思ったの?」

と突っ込まれるだろう。

 

何かしら具体的なエピソードを4に入れておくべきだろう。

 

ちょっと辛辣(?)な例になってしまったが、このように伝えたい内容がある場合は、論理構造をしっかりとして話したい。

でないと、聞いている相手も「なになになに?!突然どうした?意味分からないことばかり言っている!」となりがちである。

 

ただ、話す、ということだけでも整理、練習が必要なのだ。