「こんなこと知らなかった!学校で教えて欲しかった」
「これ知らないやつ多いよな。義務教育で教えるべき」
みたいな言説、よく見ます。
まず義務教育で、これは教えないでいい、と捨てるものから決めないといけないですね。
スペース無きところには、何も入れられません。じゃあ何を捨てるのか?どれも必要だと思ったから教えていることばかりです。よほど教育事情に精通していないと、いやどれだけしていたとしても難しい判断を強いられるでしょう。
そういう立場にない人が言うことではない。
両手に物を持っていては、新たに物を拾うことはできません。
まず持っているものを手放す。自由になった手で様々なことができるようになる、のではないでしょうか。
猿が餌を持っているので、ツボから手が抜けない、というのも似た話かもしれません。
しかしこれはあくまでも新しい物を手に入れたい、と思っている人へ向けた話です。
自分の持ち物で充足しているのに、それを手放すのはそれもまた不幸の始まりです。
無くしたくないものはしっかりと大事に持つ。
新しいものが欲しいときは、まず捨てる。
相反するようですが、この2つが大事ですね。