おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

恋をするには文化的側面と本能的側面の2つが必要

恋に落ちる時の条件というものあり。

顔が良い、オシャレ、稼ぎがよい、品のある振る舞いなど、これらはよく好きになる要素として挙げられるものだろう。これは文化的な側面である。

顔の良い悪いというのは時代によっても国によっても大きく変わる。他の要素も同じくである。

かたや本能的側面とは、その人が持つ匂いやフェロモン、足が速い、体が大きい、胸が大きいなどである。生まれ持ったときから備わっている対象を好きになる要素である。

 

この2つ、どちらの側面からでも好きにならないと、やはり上手くいくことは難しい、と思われる。

どんなに史上屈指のイケメン、と言われても歯磨き粉で歯磨きもしていない、シャンプーで髪を洗っていない、爪も切っていないクロマニョン人と付き合うのはやはり難しい。クロマニョン人一番の美形ですよ!と言われても、無理なものは無理だろう。

 

やはり最低限文化的な暮らしをする、というのは社会に馴染むための必須の要素なのだ。

あなたがお風呂が嫌いでもたまには入らないといけない。