おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

男性に対するステレオタイプを持ってるということは、女性に対する同じものも持ってる

まだまだ論争が激しく行われている、男女の奢り奢られ問題ですが、もういいでしょう。

女性も権利を持つ時代なのだから、自立して然るべきです。

立ち上がろう!女性!

 

  • 最初のデートぐらいはご馳走して欲しい
  • どれだけお金をかけてくれるかで本気度が測れる

 

このような言説はよく目にしますが、言いたいことは分かるし、私も空気が読める人間なので大概そうしますが、

「やはり男性たるもの最初のデートぐらいはご馳走しなくちゃな」

と思っている男というのは同時に

「女性は最初のピクニックではお弁当を作ってくるものだよな」

とか思ってます。当然ですよね?

男性に対するステレオタイプなイメージがあるということは女性に対しても同じものを持つ、ということです。

女性なのに料理もできないの?俺のほうが上手いじゃん、とか、女性なのに髪もボサボサ、肌も荒れてる、とか、お腹ダルダルじゃん、女性としての努力が足りないんじゃないの?とか、、思ってますよ。

それが嫌ではないのなら全然問題ないと思います。女性も女性らしく、男性は男性らしくという価値観で生き続けていけばいいのです。

私はもうそんな時代じゃないと思いますが。

女性でも、付き合っている男性の部屋を片付けたりして甲斐甲斐しくお世話をする、というような発言を耳にしますが、私が女性ならそんな期待をされたくありません。

一人の人間として以上に相手に何かを求めるのは価値観の押しつけである。それが現代の自由の定義ではないでしょうか。

 

そういえば、数少ない私のサンプルでは

「私全然女っぽくないから。中身はおじさんだから。そういうこと期待されても困る」

というようなことを言う女性に

「あーじゃあ男性のタイプも、男性らしくない人が好きなんだー」

というと黙ります。違うのでしょうか?