おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

人と比べても仕方ない

あの人はすごい、と思っていても死んだら終わりである。

あのひとが死んでも、自分が死んでも終わり。

そんなことで悩む必要はない。

 

自分が死んでも自分は迷惑しない、というのが真で

自分が死んだら後の世界はどうでもいい。というかどうにもできなくなる。

あの人がより成功しようが失墜しようが、あなたには関係なくなる。関与できなくなる。

 

あの人もいつか死ぬ。自分より早いかもしれない。

そうするとあの人はもうあなたには関与できない。もしあの人のスペックとあなたを比べて僻んでいたのであれば、また新しい比較対象を見つけてしまうだろう。

 

誰かと比べても仕方ない。

 

何かを選択するときに、「誰かのためだから」「誰かと比較して劣らないように」「誰かに馬鹿にされないように」などと自分以外の対象を要件に含めないことだ。

あなたはあなたの過去を想って、そしてあなたの未来にだけ向き合っていけばいい。