おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

マイナスだったものがプラスだったりする

私もいわゆるバツイチだし、それは婚活においてはマイナスだろう。

バツもそうだし、他にも一般的にはややこしいと思われる事情があるとマイナスと受け取られがちだ。

 

そのマイナスをまずはいったん受け取る、あるいは受け流す、みたいな、曖昧さが人生には必要なのではないかと思う。一見プラスに見えること、マイナスに見えることも実際には0・100ではない。

相手がこれをしてくれるから好き、とか、こんなことされたら別れるとか、そういった二元論でもない。

 

一つの視点から見ると、離婚したことがある、というのはマイナス要素かもしれない。

でもそれを違う視点から見ると、失敗したことがあるからこそ自分が本当に求めている人がどんな人かの答えを持っているんだろうし、関係を良くするためには努力をしないといけないというのが分かっていたりする。

それはプラスだよね。

 

そういったマイナスと思っていた点がプラスになったり、あるいはプラスと思っていたものがマイナスになったりして、色々な要素が入り混じっているものだ。

「君はこういう要素があるから85点!合格!彼女にしてあげよう!」

とかそういうものではないでしょう。

もっと複雑だし、シンプルだし、言うに言われぬ何かがあるものだ。