よく、30歳までにこれをしておいたほうがいい、とか、40歳になったらやめること、みたいなキャッチーな?タイトルの本や何だがあるが、こういった類は一切気にしなくて良い。
あなたの未来に関して全く意味がない。
もしあなたが80歳だったとしたら、きっと70歳までにすること、みたいな本を書きたくなるだろう。
あなたが7歳だったら、6歳までにこれをしておくべき!みたいな本を書きたくなるだろう。
結局自分の経験を元に書いているだけで、社長が成功本を書くのと全く同じ、何もエビデンスが無い主観的な自分物語でしかない。
あなたが40歳の時に、「20代でこれをしないと成功しない」という本を読んだとして、何か意味があるだろうか。能力は正規分布、成功はべき乗則、というのが最近の流行りである。
つまり殆どの40代は成功していないのだから、20代でこれをしなかったから成功できなかった、という話を聞かされたところで何の意味もない。
裏返すと、10代の人がその本を読んでも意味がない、ということが分かる。
よくインターネット広告で「〇〇年生まれのあたなにだけお得な情報です!」とユーザ属性で分けられたバナーが出てくるのと変わらないただのマーケット戦略でしかない。
20代をパチプロで過ごしたとしても、引きこもっていたとしても、自分で変えたいと思った年代で自分の人生は変えられる。
そのうち120歳まで生きて100歳までにするべきこと、という本を出す人が現れるだろう。そう考えたらあなたの人生はまだまだこれからである。