アメリカに嘘をついてはいけない。知り合いが学生ビザでアメリカにいる時に給料手渡しのバイトして、学生ビザが切れた後に再度入国しようとしたら「学生ビザなのに働いたことあるだろ?お前の友達のインスタからお前が働いてた証拠は上がってる。2度とアメリカ来んな」と言われ、強制送還されてました
— カームラ|旅ブログ (@KaaamuraTravel) 2024年4月12日
さもありなん、である。
よく海外ドラマでも、FBIとかが全ての電話を傍受しているシーンが出てくるが、今回の大谷・水原氏の事件でも全ての電話ログに当たったようだ。
とにかくアメリカ、いや、ほとんどの国はルールに厳しい。
日本は浪花節的御涙頂戴で許されることもあるが、そのつもりでいると痛い目に合う。
学生ビザなのに働いて、現金で給料もらっていたらバレないだろう、とか、
夜中に立ちションしてもいいだろう、とか
お酒持ち込み禁止だから水筒に入れておこう、とか
甘い考えでいてはいけない。
日本でも本当は同じである。
私が組織の上長になった際には必ず部下に伝える3つのことがあり、その1つが
「犯罪をしてはいけない」
だ。
「いやそんなやつおらんやろ!」と思うかもしれないが、普通に会社で働いているだけで犯罪の誘惑は普通にある。
私はIT会社で働いていることが多いが、ちょっとした開発案件を委託する、という時に、キックバックをもらったり、ダミー会社にお金を流したり、なんてことはやろうと思ったら簡単にできるだろう。
これをしてしまうともう庇いきれない。
仕事をサボったりとか、ミスをしたりとか、やる気がないとか、そんなものはいくらでも庇えるしサポートできるのだが、犯罪はダメだ。
もうお上の手に引き渡すしかなくなる。
ホリエモン氏も逮捕歴があるのでアメリカ渡航時にESTAが使えない、いちいちアメリカ大使館にVISAを貰いに行かないといけないと嘆いていた。
これは統計的な話で、なるべく危険分子を弾きたい、と思ったら、見るべき属性というものがあり、その1つが逮捕歴なのだ。
オレオレ詐欺の受け子や売春、あるいは自動車の運転に対するあれこれ(無免許、飲酒、いねむりなど)、手の染めやすい犯罪というのは巷に溢れているが、少しも道を踏み外すことなく生きていくべきだ。
世の中には後戻りできないこともある、と学んで初めて大人になれる。
ごくごく当たり前の「犯罪はしない方がいい」、そんなことを声を大にして言いたい。特に自分の身近な人には。