おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

フィードバックは難しい

フィードバックは難しい。だからこそよく研究されている。

学んで実践して効果があるものを選んでいく。そもそも学術的にエビデンスがあるもの最優先で試していくのがよい。

「俺はこう育った!」「俺ならこうされたい!」という我流では生存者バイアスがかかったフィードバックをすることになるだろう。

 

そもそもフィードバックをもらうことは怖い。

誰だって否定されたくないし、本当のことや気づいていないことを言われるのは怖い。

でも、フィードバックがないと自分がどういう状態なのか分からないのが普通なのだ。

ダンスレッスンをする時に、鏡がない部屋では出来ないだろう。

自分では「こうしてる」と思っているが、鏡を見たら全然想像と違う動きをしている。

自分で自分を見るというのは相当高い経験値が必要となる。

 

①自分のスタンスを明示する
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最初にやったのはこれ。
「最初に言っておくと、私は超生意気です。づけづけモノを言うかもしれません。不器用であることを謝っておきます。ただ、これだけは言っておきたいのですが、いずれも"〇〇さんと一緒にいい仕事がしたい"という本心のもとの言動です。あとコンサルという業界においては私がちょっぴり先輩だったりするので"コンサル的にはこうやるとよいかも"的な話はお力になれるかと。だから"不器用ながら、なんかフィードバックしようとしてんだなw"くらいな感じで、接してもらえればと思います」と、自分のキャラや本心を示しておく。

すると、相手も「しゃーないな、こいつの言うことにも、耳を傾けてやるか」くらいには思ってくれるはずです。

どんな時でも自分のスタンスを明治するというのは大事だ。

なぜなら自分のことなんて誰も分かってくれてないからだ。

「私は人見知りだからな」「私は言葉が強すぎるとよく言われるんだよな」

→だから相手も分かってくれるだろう

なんてことはもちろん全然ないのだ。

自分はこういう立場の人間で、こういうキャラクターで、こういう背景があって語っています、ということを自分で表明しなくてはいけない。

 

「私もいい年齢だし、言わなくても結婚を考えていてくれるよね」

などと思っていても相手には全く伝わっていないものである。

 

 

フィードバックで大切なこと、と挙げられていることは、コミュニケーションの基礎と言ってもいいかもしれない。

仕事だけでなくプライベートでも必須となるものである。

勉強していきたい。