おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

ゲームデザインの悪手

先週、雷が凄かった日があり、思い出した。

ゲームデザインの悪手の1つである。

 

パーティメンバーの行動を制限して、1つの大技を出す。

 

これは悪手である。

つまりミナデインだ。

D&D シャドーオーバーミスタラのファイナルストライクでもよい。

 

全員の行動を制限して、強大なダメージを与えるという設定上

・全員の期待値ダメージを上回らないと使われない

・全員の期待値ダメージを上回るとそれしか使われなくなってしまう。そうなると他パーティメンバーの行動も同時に制限されゲーム性が著しく下がる

と、どう転んでも有効活用できない。

 

せっかくパーティロールを楽しむゲーム性にしているのに、勇者がミナデイン打って他の3人はお休み、というのはつまらなさすぎる。

ファイナルストライクも究極魔法という立ち位置だが、本当にそれで敵がワンショットキルできてしまうと、ゲーム性が崩壊するので、1ゲージちょいしかダメージを与えられない(ザコ敵は即死)。その割に触媒となる杖が壊れてしまい、パーティ全員のHPが1となるという悲しい性能。

 

なのでミナデイン系の技は作らないほうがいいよ、という話。