おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

恋愛のステップ、ステージから観客席へ

恋愛においては色々とステップを踏まなければいけない。

相手に嫌われないようにあまり素の自分は出さず、相手はどんな人間なのだろうと見極める。

言わば素の自分とは違うキャラクターを舞台で演じているのかもしれない。

 

そう私は君というキャラクターを見ている。スペックやキャラクターにひかれて舞台を見にいったのだろう。しばらく舞台に通っていると次第にパーソナリティを気に入って、演目でなく君を目当てに通うようになる。

 

だが、本当に仲を深めたいと思ったら、その恋愛の舞台を降りて、二人とも観客席に座らなくてはいけない。リラックスして、すっぴんで、部屋着で。生活をする、ということかもしれない。


だから早くこっち側に来て欲しいんだよね。