おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

雑談の極意

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よくこういう「雑談が上手くなるには」みたいな内容の書籍などもあり、色々読んできたが、この動画は結構参考になる話だった。

個人的に面白いと思ったものは下記。

お互いに笑い合う

確かにお互いが同じタイミングで笑いあうと通じ合っている感じがする。この動画では、笑いのための準備をしておくことが大事、という点に触れられておられた。具体的には、相手が喋るパターンを想定しておき、ストックしておいた笑い話を出す。

相手が何を喋るか、と言われても0から想定するのは難しいが、自分の第一印象で言われることは大体決まっているので、それに対してのカウンターをストックしておけばよいとのこと。

下記のような例を出しておられた。

「いかにも営業マンって感じですね笑」

「え、ほんとっすか。それならまだいいんですけど、この前若い女性のお客様にプテラノドンに似てるって言われたんですよね」

面白い。私もよく客観評価で「ミネラルウォーターを飲んでそう」とか言われたりするなど、第一印象で言われることは大体決まっている気がする。それに対して準備しておくのは口下手な人でもできそうだ。

共通の話題で盛り上がる

盛り上がるには、〇〇教えてください、系がよいという話。

例として挙げられていたのが、お客様がネイリストであり、保険の営業マンからしたら全くの専門外。

 

センスがない営業マンはこう話す。

→実際両手ネイルとかしたらいくらぐらいかかるんですか?

❌この人無理やり雑談しようとしているな、と思われてしまう。

 

センスがある営業マンはこう話す。

→やっぱり美容の人って、営業マンの爪とか見て気になったるするんですか?

⭕専門外だけど本当に聞きたいことを聞いているな。

 

興味ないけど有益なことは聞きたいので教えてください、という姿勢が大事。

権威性を高める

権威付けしようと、ただ自慢を入れるだけでは駄目、自虐からの自慢がスムーズでよいとの話。下記のようなスクリプトを例に挙げられている。

女性のお客様からプテラノドンみたいな見た目をしていると笑われるんですけど、その割に結構満足して私から保険に入っていただくんですよ。

このように

  • 自虐→自慢

の順番でないと駄目。

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第一印象から言われることをベースにしたスクリプトを作っておく、というのは目からウロコ。参考になりました。

関係ないけど動画中の「お客様の中には、戦闘力が分からない営業マンと雑談する気など無い人がいる」は笑いました。確かにそういう人もいるし、私もそのケがあります。