あなたも人生経験を重ねて、色々な人物を見てきただろう。
こういった陥穽に落ちる人もよくいたのでないだろうか。
- 起業する、管理職になるなどで、部下が出来て、権力勾配が発生する人間関係が作られる。
- ある程度仕事が出来ると、その部下の何割かは本当に尊敬してくれる。
- 例えば自分で本を出したり、プレゼンしたりなどでも、そういった部下は敬意に満ちた感情で本気で褒めてくれる。
- 自分のサークル外で直接やり取りがあるグループ、例えば会社に営業しにきた相手なども、そういった本やどういう活動をしているかを勉強してきて褒めそやす。
- 自分の言っていることは皆に受け入れられて、感動され、しかも皆の役に立っている!と思う。
- パブリックに同じ発言をして炎上する。
この人はどこで間違いに気付かなければいけなかっただろうか。
間違いなく1である。
あ、権力勾配がある!と思った時点でそれを崩さなければいけない。
自分が庇護しなければいけない相手は別だが、基本的に自分が守ってやろうなどと部下や従業員に思い始めたら、そこでもう足を踏み外している。
よくハリー・ポッターの話を例に出すが、
あなたは人に過度に甘やかされてもいけないし、甘やかしてもいけない。
親子、ペットでもない限り、相手には平等に接したほうがいい。
そしてどれだけ甘い言葉を吐かれたとしても、自分を戒めて、平等に接されるようにすべきである。