釣った魚に餌はやらない、と言われる行為あり。
昔はあれやこれやと世話を焼いてくれたり物をくれたりした男が付き合った途端、結婚した途端、何もしなくなる、何もくれなくなる、という現象を言う。
これって、
(付き合う前の段階)
男性がギブするばかり、女性はテイクするばかり
↓
(付き合った後)
パートナーとして男性はギブアンドテイクを求めるが、女性はギブしない
ということではないのかと思ったりしました。対等な人間関係なら、ギブアンドテイクが基本ですから、最初から上手くいってなかっただけなんですよね。
男性でも、女性が買い物をして料理をしてお皿も洗って、としてくれているのを当たり前だ、と受け入れている人がいませんか?
大人なら、あれ、なんだか甘やかされてるなと思った時は、自分で自分を戒めなければいけません。
子供に無制限にお小遣いを与えたら、どんな大人に育つと思いますか?
そんな子育てを自分自身にしないようにしなくてはいけません。
ハリーポッターでダンブルドアが赤ん坊のハリーを人間の家族に預けようとした時に、マクゴナガル先生は反対しました。
「なんでマグルの家に、しかもマグルの中でも最低な家にハリーを預けなくてはいけないんですか?! ハリーは特別な子で、将来もしかしたらハリーの日、なんて祝日ができるかもしれないぐらいのことをやったのに!」
と。でもダンブルドアは物心つかないうちからそんな風に英雄視されて、あれやこれやと世話をやかれて褒めそやされて生活してはきっと碌な大人にならないだろうと考えていたのでした。その象徴、ハリーの対比となっているのが両親に甘やかされすぎて育ったダーズレイ家の子供、ダドリーです。
あなたは気付かないうちにダドリーになっていませんか?去年よりも誕生日プレゼントの数が2個足りない!と癇癪を起こす前に、大人なら自分を省みてみるべきです。