マインドフルネスについて改めて考えたので書いておこうと思ったが、長くなりそうなので結論だけ。
相手の感情もコントロールできなければ、自分の感情だってコントロールできない。
なので誤った対策を取らないようにしなくてはいけない。
感情というのは外界からの刺激によって変動する。
出血を意志の力で止めることができないように、外部要因からくる反応を意志の力だけでは収めることは非常に難しい。
指を包丁で切ってしまった!痛い!血も出ている!
という時に、心臓よりも指を上にする、傷口を抑える、バンドエイドをする、湿潤療法を用いるなど、意志の力ではない、知識知恵による対策のみが有効となる。
悲しみや怒りに対する対応方法も同じである。
むしゃくしてやり場のない気持ち、状況の辛さ、憤りなどの対処方法として、お酒、タバコ、ドラッグなどはあまりに逃避として有効すぎるので依存してしまわないように注意したい。
あ!指を怪我した!血が止まらない!というときにお酒を飲んで痛みを忘れることでやりすごそうとしている人がいたらヤバい人だろう。
「ちょっと!怪我の治療をして!」と思う。
これと同じく、「治れ〜治れ〜」と念を飛ばしていてもやはり怪我は治らないし出血も止まらない。
無駄なことはしない。より状況が悪化するようなことはもっとしてはいけない。
自分の感情をコントロールしようとせず、適切な対処をするのがよい。