久しぶりに人と話す機会があったので、粘り腰フレームワークを少し使ってみた。
立場を変えるリフレーミング、時間軸をずらし、スケールに落とし込み、インスピレーションでロジカルの枠を超える。
ビストロみたいなところで食事をしていたので、お客→店員というリフレーミングで「自分がお店を持つとしたら、どんなお店がいい?」みたいなことを聞いたものの、特にそんなことを考えたことがない、ということで話膨らまず。ただそこから、私自身は美味しい唐揚げとか出来たときに「これをフードスタンドで……」みたいな妄想はする、という自己開示をして一笑いあった。
子供の時はどんな子供だった?子供の時の夏休みの思い出は?という時間軸ずらしは、めちゃくちゃ話が広がったわけではないが、普通に子供の時にどうだったかを聞けて興味深かった。そこから兄弟での性格の差とか、大体同じ環境で生まれ育ったのに、なぜ違った性格になるのか?などそんなことも聞けたのはお話しとして面白いな、と。
スケールに落とし込むのは完全に忘れていた。気に入っているお店に連れていってもらったので「星いくつですか?」みたいなのは質問できたと思うが、これはあまり話が広がらないか?
- 星が低かったら→星3のお店ってありますか?と聞く
- 星が高かったら→他にも星3のお店ってありますか?と聞く(一緒やないかい)
とかだろうか。
インスピレーションでロジカルの枠を超える、は上記の「どんなお店を持ちたいか?」みたいな質問の時に「パッと思いつくもの」「妄想でも可」という感じで質問はしていたが、あまりハマらず。
妄想、想像という意味では、本来は対極に位置するであろうコールドリーディングなども話し手側がインスピレーションを発露させる、という意味でよい質問なのではと思う。
「すごくおしゃれなカフェとかやっててもおかしくなさそうだけど?」
とか。
今回は実施編だったが、時間軸ずらしはかなり簡単かつ効果的な手法だと思いました。
しかし初対面、二言目にする会話でも無い気もするが・・
「(第一印象)ですよね。子供のときからそうなんですか?」
のような感じでは使えそう。そこからあまり話が広がらない気もするが、まあ、一歩ずつ改善していくしかないのだ。
ここでコールドリーディングを少し復習している時に、全然違うメモを発見したので貼っておこう。
「拡張話法」の5ステップ感嘆→反復→共感→称賛→質問
これら全て大事だがあまり大げさになりすぎず、やりすぎず、時々何かを欠けさすほうが良い、と思われる(ランダム化)
毎回「えーー?!」と感嘆されるのは結構腹が立つので。機械を相手にしているんじゃないんだから。
会話の粘り腰と組み合わせると、
「えー!◯◯なんですね。すごく分かります。そういうところが素敵なんですよね。私が好きになるのはそういう人ばかりです。」
と、感嘆反復共感称賛までして、
立場を変えるリフレーミング、時間軸をずらし、スケールに落とし込み、インスピレーションでロジカルの枠を超える。
の質問をする、という感じか。
コールドリーディングについても一応書いておくと、上記の
「すごくおしゃれなカフェとかやっててもおかしくなさそうだけど?」
というのはダブルバインドルーズですかね。肯定したら「なぜオシャレなカフェをやりたいと思っていたことが分かった?」と驚きがあるし、否定してもそれぐらいオシャレに見える、ということになるという。
色々書いてきて、結果自分が会話を楽しむというのが一番大事、という認識を忘れないようにしなくてはと思った。