- 作者: 佐藤智恵
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2016/01/16
- メディア: 新書
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世界最高峰の学び舎がハーバード大学であることに、異論のある人はいないだろう。だが、そのハーバードでいちばん人気のある国が日本、といわれて信じられるだろうか? その証拠に、ハーバードの学生が毎年主宰する日本ツアー「ジャパントレック」は、100人の定員が数分で埋まってしまうという!
というわけでハーバードで人気があるらしいです。他の国も良い事例があると思うけどね。
六本木ヒルズの最上階に美術館がある理由
「六本木ヒルズはショッピングモール街のアップルだ」
その理由は2つ。1つはプラットホーム全体を貫くビジョンがあること。そしてもう一つが、美に対するこだわりが感じられることだ。六本木ヒルズが他の複合施設と一線を画しているのはプラットフォームの提供者としての森ビルが六本木ヒルズ全体のビジョンをコントロールしてる点にあると言う。
「 例えば六本木ヒルズの映画館でパイレーツオブカリビアンのプレミア上映が予定されていたとしましょう。六本木ヒルズ全体でこのイベントを盛り上げたいと言うことになれば、その週は小売店もレストランもパイレーツオブカリビアン一色になります。関連グッズを売ったり、関連メニューを提供したりしなくてはならないのです」
その象徴が森タワーの最上階にある森美術館だ。考えれば最上階は最も高い賃料払ってくれそうなテナントに貸すのがベストである。ところがここに儲からない美術館を設ける、と言うのはいかにも日本人らしい発想で、合理的に物事を考える欧米人には斬新に写るのだそうだ。
そう言われてみれば、六本木ヒルズは出来てから随分と立つが、未だに色褪せない気がする。
後は後半にある広島の話は良かった。
- 作者: ジョンハーシー,John Hersey,石川欣一,谷本清,明田川融
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2014/05/30
- メディア: 単行本
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ベストセラーになっていたというヒロシマ、ジャーナリズムを感じます。これは一度読まなくてはな、というメモ。