自分が情けない、と思うような行動はしたくない。
何かから逃げたり、やるべきことを消極的にやらなかったり、後で「こうしておけばよかった」と後悔するのが分かっていることを「やらない」という選択肢は取りたくない。
どうすればそういう選択を取らなくなるか?
あるいはそういう選択をした時でも解消する術があればいい。
パッと思いつくのは罰だろう。逃げたらそれ以上の分大変なことをしなければいけないという罰である。
ジムに行くのをサボったら、次の日倍辛いトレーニングをする、倍の時間を費やす、などである。
性格的に逃げたらより自分を追い込むというのはできそうな気がする。もちろん逃げないに越したことはないが、逃げた時に自分のことを情けないとずっと思っているよりマシだ。
逃げる恥だが役にたつ、とは言うが、それは死の危険があった時ぐらいだ。
今まで逃げてきて得をしたことはほぼない。いつも後悔している。
どんな結果が訪れたとしても、自分から逃げない方がマシだ。
いつになったら学習するのか。
やはり罰がいる。
逃げる兵は罰しなければいけない。
敵前逃亡していては、勝てる戦にも勝てない。
戦闘に勝つのではなく、戦争に勝たなければいけない。
これは私のモットーだが、コツコツと勝利を続けることも同じぐらい大事だ。
この場合の勝利とは自分だけが満足いくものでいい。
それが自分の自信になるからだ。
逃げなくなるための、あるいは逃げても逃げても結果戦局が有利になるような罰を考えねばならない。
あるいは仕組み作りだ。
面倒くさい、逃げたい、躊躇する、そんなことにフックして、もう1つのタスクをぶら下げておく。
こうすればまずそのタスクをこなさないと次のタスクができない、というフローができるので最初のタスクから逃げにくくなる。
意思の力だけで行動を強制するのは難しい。
自分で自分の行動を制御する仕組み作りが上手い、これもちゃんとした大人になるための条件ではないだろうか。