- 作者: 三島和夫
- 出版社/メーカー: 日経ナショナル ジオグラフィック社
- 発売日: 2016/01/26
- メディア: Kindle版
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要約すると、朝型夜型ってやっぱりあるから、朝活が正義!ってワケにはいかないんだよ、という本。
また年齢によっても幅があるらしく、やはり若者は夜型、歳をとると朝型になる傾向がある。
最近はフレックスタイムの職場も増えてきてますが、若者は11時出社、歳をとったら9時出社、など出来るのがダイバーシティなのではと思いますね。本当に個々人のアウトプットを最大化させようとするのならば。
後は
- 20〜22時は睡眠禁止ゾーン。覚醒力も高まるし、この時間帯に寝るのは不眠症の元。
- 目覚めてすぐの認知能力はとても低い。起きてすぐ、睡眠から覚醒状態に切り替えができない一過性のぼんやり状態を睡眠酩酊と呼ぶ。
というのは勉強になりました。確かに目覚めた後って二度寝したくてたまらない!その誘惑に打ち勝てない様は酩酊状態と酷似しているな、と。
とにかく睡眠不足は良くないとあらゆるところであらゆる人が言っていますし、一般常識になりつつありますけど、社会的にも個人的にもまだまだ対策が出来てないですね。現代社会では酒気帯び運転は大罪、勤務時間中のお酒を飲むのもほぼご法度ですが、そのうち睡眠不足で運転したり仕事したりするのも大問題になる時代が来るかもしれません。
夜型の人は交代勤務(夜勤)や時差ぼけ(時差旅行)のような睡眠スケジュールの急速な変化に対して強い。逆に朝型の人は睡眠習慣がかっちり固定されている(フレキシビリティが小さい)ため弱い。 今後、24時間社会は進む一方だろうし、海外旅行もずっと短時間で気軽にできる時代が来るだろう。火星に移住すれば自転周期は24.6時間で睡眠リズムの調整が大変だといわれているよ。この先、「夜型最強!」の時代が来るかもしれない。
だそうなので、夜型でよく遅刻しちゃう!って人は希望をもってください(笑)