おねずみ三千世界

これより西方、十万億もの仏国土を過ぎて、世界があるが、それを名づけて極楽という。

理想の相手とは

昔は結婚もしてましたが、今自分を客観的に見て思うのは、かなり恋愛を拗らせているな、といような気もしてきた。

少しでも欠点があると「何か違うな」と思ってしまう。これは悪癖だ。完璧な人間などいないのに。

もちろんめちゃくちゃ細かいことが気になるわけではないのだが、それでもあれもこれもと気にしていたら、そんなハードルを超えてくるパートナーなどいるはずがない。

と分かってはいるのだが、どうしても「この人と一緒でいいのかな、俺の人生」と思ってしまう。自分が本当の好きになれない人と人生を歩んで行く気がどうしても起きない。

今まで本当に愛した女性もいたし、一緒にいると最高に楽しいと思えた人もいたのだが、目を瞑るのがどうしても難しいこともあり、、結果別れることになってしまった。

自分に問題があるかというと、世間一般的にはあると思う。一方魅力的な部分もあるのではないかとも思う。

でもそれは相手も同じだろう。

 

長く生きてきて、「これからはこう生きていきたい」という方向性から離れていくのはどうしても我慢が出来ない。

関係構築には努力が必要なので、出来る努力はもちろんする。が、それがポジティブな方向の努力でないと「そんな努力する意味ある?良い結果にはならないよね・・」となる。つまり悪い点に目を瞑るという努力は徒労だと感じてしまう。

 

これはもうずっと独身かもしらん、と思い始めてきた。

明日死んでもいいと思っているのだから、それでも別にいいか、とも思う。

 

しかしパートナーは欲しい。なぜなら良きパートナーがいた時の楽しさを知っているから。なのでパートナーを探す旅は続けることになる・・のかもしれない。

私の明日はどっちだ。